お客様から打ち合わせの最後に、1枚の新聞広告のカラープルーフを渡された。
真っ青な空の下にイーシーセンターさんの新しいプラントが、光り輝いている。
その向こうには合成でない正真正銘の富士山!
まぎれもなく弊社で撮影させていただいた写真を使用した新聞広告だった。
この日は本当に素晴らしい日で、「雲一つない」を地で行くような1日だった。だから少し焦っていた。今日の富士山が新プラントとうまく作品として残せなかったら、もったいない!
この1枚はドローンを使って撮影したものだ。弊社専属カメラマンは天才なので、「この角度しかない!」「今しかない!」という瞬間をものにしてくれる。頼れる男だ。
この原稿は業界紙「週刊 循環経済新聞」に掲載されたと聞いた。この大きさ(ブランケットサイズ新聞1ページ)で表現できるのが新聞広告の圧倒的な強みだ。しかもTVと違って、しばらく浸ることもできる。コピーもじっくり読める。ホームページにも行ける。
実はこのプラントもかなりの「NEWS」だ。可燃性の産業廃棄物から可燃性ガスのみを抜き取り完全燃焼させる、という未来感覚の「焼却炉」だ。燃焼熱は蒸気を発生して発電し、工場内のエネルギーとなる。しかもその後の灰は「あしたのジョー」のようになり、セメント材料などとして利用される。化石燃料はほとんど使わず、産業廃棄物自体が自らを熱源としてエネルギーを起こすというエコぶりである。私の理解が間違っていると問題なので新聞コピーを掲載させていただく。写真をお褒めいただき、本当にうれしかった。ぜひ静岡新聞にも掲載していただきたい!とお願いしておいた。
「NEW ECO TRIAL 乾溜ガス化発電プラント竣工」
この度、富士第2ステーションにて乾溜ガス化発電プラントを操業いたしました。
「廃棄物自身が熱源となって廃棄物を燃やす」
化石燃料を極力使用しない世界に誇れる日本発のシステムとなっております。
脱炭素社会の実現に貢献する新しいECOの形へ導く、本プラントにご期待ください。