クリエイティブに、プライドを。

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「恩送り」という考え方

「来年の話をすると、鬼が笑う」とはよく使われる言葉だが、

鬼は去年の話をすると怒り出すのだろうか?(笑)

昨年新しい不動産会社がスタートしました。

その名も「恩送り不動産」。

そのネーミング、ロゴデザイン、看板デザイン、会社スローガン、名刺デザインまでをプロデュースしました。

元々は今回の社長さんのお父様に対してご提案した「不二さん不動産」のネーミング案の中に含まれていたものを息子さんがずっと覚えていて、今回のご採用となりました。

かれこれ10年以上前のお話です。

日の目を見てよかったねぇ(笑)。

さてまだまだ市民権をとっているとは言えない「恩送り」。皆さんはご存知でしょうか?

私が知ったのは白駒妃登美さんの歴史講座でした。

日本人は「恩返し」のエピソードが好きだが、実際はそんなに簡単に恩返しできるものではない。親もそうそう待ってくれるものでもない。さらに言うと恩返しを「期待」している日本人は少ないのではないだろうか?であれば、その恩を「次の誰か」に「送って」いった方が世の中はよくなっていくのではないだろうか?実は日本人はそうしてきたのではないか?・・・というお話だったように思います(詳細は怪しいが)。

名刺の裏にはこう書きました。

『「恩送り不動産」にこめた想い』

「恩送り」とは、今まで多くの人に受けた恩を「恩返し」するのではなく、他の人に「送る」という意味。恩をくださった方は「恩返し」を期待していないことが多いので、自らも同じように「恩」を他の人に送っていけばもっと良い世の中になるのでは、という考え方。

「恩送り不動産」では、代々多くの人々に受け継がれてきた不動産を「恩送り」のひとつとしてとらえ、今求めている人たちに手渡していくことで、この街に笑顔を増やしていくことをめざしています。

~この街の地図に、笑顔をつくる仕事。~

このスローガンは我ながら気に入っています。

お気づきかもしれませんが某ゼネコンの有名なスローガンにヒントを得て作成しました。

こんな言葉から不動産業を考えてみると、従来の見方と少し変わるから不思議です。

お客様もお父様もとても喜んでいただけました。広告屋冥利に尽きます。

ネーミングや看板など、多くの方がの目に触れるものは責任重大です。

ずっとご使用いただき、会社の成長と共に育てていただけるよう、可愛がっていただけるよう願っています。